kensaku

2014年7月28日月曜日

日帰り手術の麻酔


痔の手術は、一般的に下半身に効く腰椎麻酔が使われるが、術後すぐに動くと頭痛の副作用が現れるので、日帰り手術には使いにくい。

そこで当院では、確実性と安全性を考慮して、局所麻酔を採用しています。
歯科の治療で経験された方も多いと思いますが、手術する部位に直接薬を注射して、痛みを取る麻酔法です。
ただ、肛門周囲という敏感な部位に注射をすると注射自体が痛いですから、その前に点滴を行い(これは、手術中の異変に対する安全装置でもある)その中に、麻酔薬と鎮静剤を入れることにしています。

これによって、局所麻酔注射中からおしゃべりしながら無痛で手術を行うことができます。
あとは、手術中に患者さんを笑わせるくらいの『しゃべくり麻酔』ができるように、休日には寄席に通って勉強しています(^^)v

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