秋葉原の大腸肛門科
kensaku
2016年3月3日木曜日
【忘れがころに聞かれる質問;宿便はありますか?】
大腸内視鏡検査を行っている最中、モニターを眺めている患者さんから「宿便は残っていますか?」と聞かれることがあります。
胃や腸の壁は粘膜に覆われており、絶えず表面が脱落して新しい細胞と入れ替わっています。そんな粘膜の表面に長期間こびりついている便など存在するわけがありません。口から入った順に便になり、肛門から出てくることに間違いはないのです。
宿便という言葉は、下剤を売るための『方便』です。
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