kensaku

2014年6月28日土曜日

天気が悪くなるとおしりが膿む

肛門内から便中の細菌が侵入して、肛門周囲に膿が溜まる『肛門周囲膿瘍』は、なぜか天気が悪くなると多くなるという印象を持っている。
ずいぶん前の大腸肛門病学会で『気圧の変化によって、肛門内からの感染が増加する』というような発表を聴いた記憶があるが、その後同様の発表は見たことがない。

でも、確かにこの何日間
「数日前からおしりが痛くなって、今日は座る事もままなりません」
と這うようにしてやってくる患者さんが増え、診察すると見事な肛門周囲膿瘍。
即座に切開排膿すると、すっかり痛みも軽くなったとの事で
「スキップして帰れるでしょ(^^)v」
なんて、冗談を言ってみたりする。

肛門周囲膿瘍の疑いのある方は、今日中に受診して切開排膿を受けないと、地獄の週末が待っるかもしれませんので、要注意。

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