kensaku

2014年5月24日土曜日

大腸がんの予防は内視鏡にあり

大腸癌の予防には『早期発見が重要』という趣旨の番組がNHKで放送されました。題して
【大腸がん!99%発見法 スゴ腕ドクターに聞け】
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20140122.html#0

かねてから私は
『大腸がんの治療に携わる医者で、一番偉いのは、患者さんに内視鏡検査を受けることを納得させた医者である』
という持論を持っている。
大腸がん治療の成否をにぎる最大のカギは、『いかに早期に、大腸がんを見つけるか』という事にかかっている。

周囲組織に広がったり、肝臓や肺などの多臓器に転移してしまった大腸がんは、世界一の名医にかかったところで、完治できる可能性は低い。
その反面、早期胃がんだったら「一応、大腸がんの手術もできます」程度の『駆け出し外科医』が手術しても、完治できる可能性は極めて高いからである。

だから、検査を躊躇する患者さんに「口八丁」でもいいから、大腸検査予約を入れさせた医者が一番エライ!!!

「おしりから出血した」「最近、便通がおかしい」「お腹が張る」などの症状にお気づきの皆さん、一度は大腸内視鏡検査を受けることをお勧めします。
ちなみに当院では、上記の症状があれば保険診療で検査ができます。
費用は、おおむね7000円~8000円(三割負担の場合)です。

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