kensaku

2014年5月19日月曜日

肛門科の専門医

『アッペ、ヘモ、ヘルニア』という言葉をご存じでしょうか?
アッペ(虫垂炎:いわゆる“盲腸”)、ヘモ(痔)、ヘルニア(脱腸)の事です。
いずれの手術も慣れない医者が執刀しても「命に関わるような大失敗」という事にはなりにくいので、昔から『初心者のための仕事』とされてきました。

ただ、痔の手術は排便という大切な機能に関係しているので、手術が上手くないと患者さんのその後の“ウン命”は悲惨なものになってしまいます。
...

その重要さに気づいても、大学の講座で泌尿器科はあっても肛門科という診療科はありません。
「大学だけが学ぶ場所ではない」と気概ある先輩医師が集まって、皆で研鑽しようと始めたのが『大腸肛門病懇談会』という研究会で、年3回新宿の社会保険中央総合病院(東京山手メディカルセンターと改名)で開催されまています。

参加自由のオープンな会合ですから、医師の方で興味がありましたら、ぜひご参加ください。

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