kensaku

2014年5月25日日曜日

あな痔ってなんだ?

肛門の周りに小さな穴が開いていて、そこからいつも汁や膿が出る。
時々、腫れて痛む。
という症状を持つ病気が『あな痔』(痔ろう)である。



あな痔は、手術しないと治らない。
というのが、医学的な常識となっているが、もちろん奇跡的に治ってしまうこともある。
ただ、一か月以上治療しても治らなければ、早々に手術した方無難。

膿がたまると腫れて痛むのは、爆弾を抱えて生活しているようなもの。
人生の「ここぞ」というときに限って、肛門が腫れて座ることもできなくなったら、生き地獄である。

それに、あな痔を放置しておくと、腫れた後に枝分かれして、複雑なあな痔になってしまう。
複雑なあな痔は 、手術をしても大きな傷をつけることになるので、手術後の肛門の機能が低下する危険性もある。

さらによくないことは、複雑なあな痔から稀に癌が生じることがある。
肛門に癌が発生したら、肛門と直腸を合併して手術で切り取る必要ああるから、人工肛門は免れない。

あな痔が確定したら、手術を覚悟した方が良いという事です。

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