kensaku

2014年5月24日土曜日

痔核手術のビデオ

痔核の手術で現在一番行われている術式は『結紮切除術』という、痔核を一つずつはがし取るように切除する方法である。
その中でも、切除した後の傷を融ける糸で縫い合わせる『閉鎖式結紮切除術』は、術後の痛みや出血を予防する効果が高いことで、多くの肛門科専門医が行っている。

ただ、この閉鎖式結紮切除術は、どのくらいの範囲で痔核を切除するかとか、どのくらいの深さで切除するかなどの、経験を積まないとなかなか会得できない手術方法で、学会などでも『熟練を要する』などという冠を付けて紹介されることが多い。

しかし、この手術が日本で紹介されてから半世紀ほど経った現在、いまだに『熟練者の手術』に甘んじていては、標準術式とはなりえない。
痔のようにありふれた病気を、普通の外科的手技を会得している医者ができなくては、『肛門科専門医の怠慢』とのそしりを受けても文句は言えないだろう。

そこで私が開発したのが『だれでもできる結紮切除術』である。
だれでもできることを、『サルでもできる』というパソコン業界の隠語を使って『サルでもできる結紮切除法』略して【サルケツ】という検索ワードを作り上げた。

血を観るのが苦手でない方は、下記のURLから手術のビデオを観ることができます。
http://youtu.be/zKAYk7AAtjk

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